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第31章 進むべき道…

口角を上げて妖艶に微笑んだ友紀也は、私の中に入っている指をゆっくりと動かし始めた。
どこが一番感じるか知っているはずなのに、一番気持ち良い場所を触ってくれたない。
それがもどかしくて、友紀也の腕をギュっと握ると同時に友紀也の指が一番感じる場所をひっかいた。

『ンアアッ…』

『蜜に群がる蝶のように…』

懐かしいフレーズに耳を傾けながら、次に来るであろう快感に心も身体も歓喜する。

『期待しているようですね。ヒクヒクと動いていますよ。』

『焦らさないで…アッ…息吹きかけないでぇ…』

見られていると思うだけでクリはヒクヒクと蠢き、息を吐きかけられればそれだけで快感が走る。
それだけ、私の身体は期待している。

『陽葵はこうされるのが好きでしたね…思いっきり鳴いてください』

言葉と共にクリに刺激が降りてくる。
最初は優しく舌で突きながら、中に入っている指も蠢く。
同時に刺激を与えられて狂わない方が可笑しい。

『アッ…ヤッ…ユキッ…友紀也…アアアッ』

シーツをくしゃりと握りしめて押し寄せる快楽に身構える。