この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ずっと傍に……
第32章 変わる日常…
教師になって4年。
堀内先生が産休から復帰せず退職された。
そのため、そのまま正教員として働くようになり、4年目の今年からクラスを受け持つようになった。
小林先生とは学年が一緒なので、引き続き隣の席でいつも助けられている。
三輪田先生も色々と考えてくれて、仕事と子育てが両立できるようにと配慮してくれる。
そして、助けられていると言えば、ママとパパ。
友也が小学校を卒業するまで毎日面倒を見てくれて感謝の言葉しかない。
正教員になり遅い日が増え始めた頃は、平日は泊まって行ってくれることも多くなり、私は心置きなく教師に専念できた。
それも友也が中学に上がって少し経つとなくなった。
ひとりで何でもするようになり、いつの間にか反抗期がやってきて、今ではほとんど口を聞いてはくれない。
今朝のように顔を合わせても完全に無視されて、一緒に住んでいてもひとりで暮らしているような気にさえなる。
昔はあれほど可愛かったのに…
ママ、ママと抱き付いてきていた頃が懐かしい…
堀内先生が産休から復帰せず退職された。
そのため、そのまま正教員として働くようになり、4年目の今年からクラスを受け持つようになった。
小林先生とは学年が一緒なので、引き続き隣の席でいつも助けられている。
三輪田先生も色々と考えてくれて、仕事と子育てが両立できるようにと配慮してくれる。
そして、助けられていると言えば、ママとパパ。
友也が小学校を卒業するまで毎日面倒を見てくれて感謝の言葉しかない。
正教員になり遅い日が増え始めた頃は、平日は泊まって行ってくれることも多くなり、私は心置きなく教師に専念できた。
それも友也が中学に上がって少し経つとなくなった。
ひとりで何でもするようになり、いつの間にか反抗期がやってきて、今ではほとんど口を聞いてはくれない。
今朝のように顔を合わせても完全に無視されて、一緒に住んでいてもひとりで暮らしているような気にさえなる。
昔はあれほど可愛かったのに…
ママ、ママと抱き付いてきていた頃が懐かしい…