この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ずっと傍に……
第32章 変わる日常…
自分の幸せと言われて思いつくのは友也の顔。
今はあんなんだけど、これはこれで幸せだと思う。
「男を作れって話だ。そういう男は周りにいないのか?」
「男???いませんよ。いるわけないじゃないですか…驚く事言わないでください。」
はっきりと告げると、小林先生はそうなのか?と少し残念そうな顔をして残った仕事を始めた。
そんな小林先生の邪魔にならないように小さな声で挨拶をして家に帰った。
家に帰ると友也がリビングでテレビを見ながらポテトチップスを食べ、おかえりなさいの一言もない。
19時を過ぎているので急いで夕食の準備をしてテーブルに並べた。
「友也――、夕飯できたわよ」
いつものように声をかけると、友也は無言で席につき、テーブルの上に並べられているメニューを見て手を合わせて食べ始めた。
ふたりで食べているのに黙々と食べる食卓は味気ない。
それに、友也と一緒に過ごせる時間はこの時しかなくて、無駄を承知で話しかける。
今はあんなんだけど、これはこれで幸せだと思う。
「男を作れって話だ。そういう男は周りにいないのか?」
「男???いませんよ。いるわけないじゃないですか…驚く事言わないでください。」
はっきりと告げると、小林先生はそうなのか?と少し残念そうな顔をして残った仕事を始めた。
そんな小林先生の邪魔にならないように小さな声で挨拶をして家に帰った。
家に帰ると友也がリビングでテレビを見ながらポテトチップスを食べ、おかえりなさいの一言もない。
19時を過ぎているので急いで夕食の準備をしてテーブルに並べた。
「友也――、夕飯できたわよ」
いつものように声をかけると、友也は無言で席につき、テーブルの上に並べられているメニューを見て手を合わせて食べ始めた。
ふたりで食べているのに黙々と食べる食卓は味気ない。
それに、友也と一緒に過ごせる時間はこの時しかなくて、無駄を承知で話しかける。