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ずっと傍に……
第32章 変わる日常…

「母さん、スマホ鳴ってる」

食事の片づけをしていて気がつかなかった私に、スマホを振って教えてくれた。

「誰?」

「千佳さん」

そう言って、勝手に話し出した。

「もしもし、千佳さん?友也です。……元気にしてますよ。千佳さんは?」

親友の千佳と咲とも仲良しの友也は、私に見せない笑顔で千佳と楽しそうに話していた。
さっきまでは何を聞いても話さなかったのに、今は色々な事を話して、その姿にイラッとする。
千佳と話せるなら、私とも話してよと変な嫉妬だった。

「千佳さん、手ぶらじゃないですよね……そうこなくっちゃ。じゃあ、待ってますね。」

イライラとしている間に、友也はスマホを切っていた。

「友也?千佳は何て?」

「あ~…今から来るって。駅に着いて電話してたみたいだから、あと15分ぐらいで来るんじゃない?」

「今から?」

「ケーキ買ってきてくれてるって。俺コーヒーね」

千佳が来る事に驚いている私と違ってご機嫌な友也。
いきなりの訪問に何かあったのかと気になりつつ、食事の後片付けをして友也の言うとおり3人分のコーヒーの準備をする。
そうしている間にインターホンがなり千佳が上がってきた。
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