この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ずっと傍に……
第32章 変わる日常…
すごい剣幕で話し出した千佳に、友也はケーキとコーヒーを持って自分の部屋に逃げて行った。
大人の恋愛事情を知られたくない私はホッとする。
「15歳年下の女と浮気って、私を馬鹿にしてると思わない?もう!!腹が立つ!!」
自分で持ってきたケーキをぐさりと刺して口に放り込む。
そのケーキは無残にも崩れていた。
「千佳…年は関係ないと思うよ」
「何?陽葵はあいつの肩を持つってわけ?」
矛先が変わった。
「そうじゃないけど…私と友紀也もそのくらいの年齢差だったから…人を好きになるのに年齢は関係ないかなって…でも、千佳…これで何人目?きっと彼の浮気は治らないよ。」
そう。
千佳の彼氏の松清純二さんは、これで3回目の浮気だった。
高校の時に付き合っていた祐樹さんとは千佳が社会人になったあとに別れていた。
それから何人かの人とつきあって、今の純二さんは5つ年上の44歳。
バツイチで子供が1人いると聞いた。
「私たち、来年には40歳だよ?結婚とかどうするの?純二さんと未来はある??こんなこと言いたくないけど、結婚しても浮気の事気にしなきゃいけないと思うよ」
大人の恋愛事情を知られたくない私はホッとする。
「15歳年下の女と浮気って、私を馬鹿にしてると思わない?もう!!腹が立つ!!」
自分で持ってきたケーキをぐさりと刺して口に放り込む。
そのケーキは無残にも崩れていた。
「千佳…年は関係ないと思うよ」
「何?陽葵はあいつの肩を持つってわけ?」
矛先が変わった。
「そうじゃないけど…私と友紀也もそのくらいの年齢差だったから…人を好きになるのに年齢は関係ないかなって…でも、千佳…これで何人目?きっと彼の浮気は治らないよ。」
そう。
千佳の彼氏の松清純二さんは、これで3回目の浮気だった。
高校の時に付き合っていた祐樹さんとは千佳が社会人になったあとに別れていた。
それから何人かの人とつきあって、今の純二さんは5つ年上の44歳。
バツイチで子供が1人いると聞いた。
「私たち、来年には40歳だよ?結婚とかどうするの?純二さんと未来はある??こんなこと言いたくないけど、結婚しても浮気の事気にしなきゃいけないと思うよ」