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ずっと傍に……
第32章 変わる日常…
次の朝、目を覚ましたのは友也から起こされたからだった。
気怠い身体を起こして周りを見てみると、床にはビールの缶とおつまみの袋が散乱し、私たちふたりはベッドに移動することもなくソファーに座ったまま眠ってしまっていた。
「なぁ、俺の朝飯は?」
少し不機嫌な口調で朝ご飯の催促をする。
「…ごめん、すぐに用意するね」
慌てて朝食の準備に取り掛かった。
時間は9時を回っていて、完全に寝過ごしたのは否めない。
それでも、この時間まで起こさなかったのは友也なりの優しだろうと、言葉にしなくても気持ちが通じていると思うとうれしかった。
何も準備をしていなかったから、簡単にチャーハンを作ってテーブルに置いた。
私も少し飲みすぎたようで食欲がなく、友也だけ食べていた。
友也は私の視線を感じながら、チャーハンを掻きこみ、あっという間に食べてしまった。
そして、ごちそうさまをして部屋に戻る時に千佳に目が行った。
気怠い身体を起こして周りを見てみると、床にはビールの缶とおつまみの袋が散乱し、私たちふたりはベッドに移動することもなくソファーに座ったまま眠ってしまっていた。
「なぁ、俺の朝飯は?」
少し不機嫌な口調で朝ご飯の催促をする。
「…ごめん、すぐに用意するね」
慌てて朝食の準備に取り掛かった。
時間は9時を回っていて、完全に寝過ごしたのは否めない。
それでも、この時間まで起こさなかったのは友也なりの優しだろうと、言葉にしなくても気持ちが通じていると思うとうれしかった。
何も準備をしていなかったから、簡単にチャーハンを作ってテーブルに置いた。
私も少し飲みすぎたようで食欲がなく、友也だけ食べていた。
友也は私の視線を感じながら、チャーハンを掻きこみ、あっという間に食べてしまった。
そして、ごちそうさまをして部屋に戻る時に千佳に目が行った。