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ずっと傍に……
第33章 私の幸せ…

「…まだ…ご主人の事が好きなんですね…15年たっても愛されているご主人が羨ましい…」

「…そうでしょうか?」

「そうですよ。…ですが、そんな風に思う陽葵先生事が…益々好きになりました…」

その言葉に驚いて顔を上げると至近距離に高梨先生と見つめることになってしまった。
動く事も出来ずに暫く見つめ合っていると、高梨先生の手が頬を優しく撫でる。

「…ずっと好きでした…」

「…でもっ…私っ―――――」

言葉を繋ごうとしてその言葉を高梨先生の人差し指で遮られた。
そして、優しい眼差しを私に向ける。

「ご主人を今でも愛していることも分かってます。それでも俺は…陽葵先生を…陽葵さんを好きなんです」

はっきりと言葉にされて、私の心は久しぶりにドクンッと揺れた。

「ご主人を思って涙する陽葵さんを愛おしいと思いました…それだけ人を愛せる陽葵さんを愛したいと思いました…」

「高梨先生…」

余りにも真っ直ぐに気持ちをぶつけてくる高梨先生に心が揺れ動く。
友紀也を愛している私事、愛してくれる人…
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