この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ずっと傍に……
第33章 私の幸せ…

「ただ…どう接して良いのか分からなくて…酔った勢いとはいえ…キスまでしてしまって。今度食事にでもとは約束はしましたが…嫌われたんではないかと…」

「でも、今日は食事に誘ってくれましたよ?」

「…はい…このまま終わりにしたくなかたので、ですから断られなくてホッとしたんです。…この前も言いましたが、俺は陽葵さんの事が好きです。おつきあいしたいと思っています」

真っ直ぐに見つめ言われると、その瞳に吸い込まれるように頷きそうになった。
だけど流れに流されて簡単に付き合う年齢でもないし、そういう立場じゃないことも理解している。
バツイチではないにしろ中学生の子供がいる私が、簡単につきあうと言っていいのかと考えてしまう。

「返事をする前に…少し話をいいですか?」

「はい。」

少し緊張気味に返事をする彼を目の前にして、思っている事を素直に口にする。

「先生もご存知のように私には中学生の子供がいます。夫は子供が生まれる前に亡くなりました。…結婚したのも病気が分かった後で……未来を夢見て欲しくて闘病中に式を挙げて結婚しました……最後の最後まで寄り添い、最後は私の手を握って息を引き取りました。」
/1528ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ