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ずっと傍に……
第33章 私の幸せ…
「座りましょうか」
いつものように歩いていて、いつものベンチに座った。
ここで時間がくるまで寄り添い話をするのもいつもの事。
目の前に広がる池に映る明かりを見ながら幸せなひと時を過ごす。
「陽葵さん…」
名前を呼ばれて顔を向けると、私を真っ直ぐに見つめる高梨先生。
これもいつもの事で、迷うことなく瞳を閉じた。
そして重なる唇。
伝わる温かさ。
一度唇を離して…そしてどちらからともなくまた唇を寄せて、少し開いた間から高梨先生の舌が私の中に入ってくる。
絡まる舌に、腕はお互いの身体に回り激しさは増していく。
唇を離そうとしても、縋るように追いかけてきてキスが終わることがない。
これ以上は先に進めないと分かっていても、身体はお互いを求めていた。
いつもは、ここで終わるのに今日は違った。
高梨先生の手が服の中に入り、ブラの上から揉みだした。
「ンッ…」
軽く揉まれるとキスの合間から甘美な声が漏れる。
それが合図の様に、直接胸を触られ硬くなった蕾をキュッと軽くつままれる。