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ずっと傍に……
第5章 本当の幸せ…
―――――…
「っ…せんっ…アアッ…せいっ…もう…アッ…ダメ…」
漏れる喘ぎ声の間から限界を告げると、先生の舌の動きが変る。
軽く歯で噛み、一気に吸い上げる。
「ア゛―――…ン゛ッ―――…ン゛ッ―――」
声が出そうになり、咄嗟に口を塞いでも、漏れる声は先生の耳に届く。
何度も強く吸われて、身体は限界を簡単に超え激しくイく。
それでも先生は吸い上げるのをやめてくれず、身体は逃げるかのように荒れ狂う。
こうなると私の意志なんて関係なく、身体は跳ねて逃げ惑う。
2度目の絶頂を迎えようと身体が反応し始めたときに、先生の舌は止まった。
イキたかった身体は不完全燃焼のようにウズウズして気持ちが悪い。
もっと責めてと先生を見ると少し困った顔をしていた。
「明日…予定あけられますか?」
先生はそんな事を口にする。
明日の予定…それはデートの誘い?
「…だいじょう…ぶです……」
息が上がった間から大丈夫だと告げるとポケットの中から財布を取り出して一万円を私に渡した。