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ずっと傍に……
第33章 私の幸せ…
反抗的な行動は今に始まった事じゃない。
1年前から徐々に口数が減り、私と会話をしてくれなくなった。
男の子だから仕方がないかなと思っていたら、いつの間にか必要最低限の言葉しか話してくれなくなった。
それがいつの間にか、私が言葉をかけると、はぁ?とか何?とか鬱陶しそうな声で相手にしてくれない。
そのうち、うるさいとか関係ないだろうとか口答えをするようになった。
ただそれだけだった。
だから、物を投げつけるとか初めてで困惑し、友也の考えが見えなくなり怖くなる。
私はどこで間違った?
大切に育てて来たのに、愛情を惜しみもなく注いできたのに、私はいったいどこで間違ったのか。
考えても分からなかった。
ただ、思うのは父親がいてくれたらという事。
もし父親がいれば、少しは違ったのかもしれない。
友紀也がいればどうしてた?
ユキがいればどうしてた?
そう思っても、答えがでることはなかった。
ない物ねだりをしても、解決することはない。
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