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ずっと傍に……
第33章 私の幸せ…
次の朝、いつものように朝食の準備をしていると、あくびをしながら友也がリビングに入ってきた。
いつもより早い時間に顔を出したことに驚いた。
「早いのね…もう少しでごはんできるから待ってて」
キッチンの中から声をかけるとギロリと冷たい視線を向けられた。
「今日から朝早いって言ったの覚えてないのかよ」
その一言に、先週言われていたことを思い出した。
「っごめん…」
これは完全に私のミスだった。
文化祭の準備があるから2週間ほど早く学校に行くと友也に言われてたのに、完全に忘れていた。
「今すぐ、準備するから先に学校に行く準備―――――」
「もういい!!」
怒った友也はガンと椅子を蹴り倒して自分の部屋に行ってしまった。
慌てて後を追っても、扉を勢いよく閉められて開ける勇気はない。
とりあえずは朝ご飯のお金だけ渡そうと財布から千円を出して、友也の部屋をノックした。
「友也…ごめんね。お金渡すから…それで何か買って食べて」
声をかけても中からの返事はなかった。
いつもより早い時間に顔を出したことに驚いた。
「早いのね…もう少しでごはんできるから待ってて」
キッチンの中から声をかけるとギロリと冷たい視線を向けられた。
「今日から朝早いって言ったの覚えてないのかよ」
その一言に、先週言われていたことを思い出した。
「っごめん…」
これは完全に私のミスだった。
文化祭の準備があるから2週間ほど早く学校に行くと友也に言われてたのに、完全に忘れていた。
「今すぐ、準備するから先に学校に行く準備―――――」
「もういい!!」
怒った友也はガンと椅子を蹴り倒して自分の部屋に行ってしまった。
慌てて後を追っても、扉を勢いよく閉められて開ける勇気はない。
とりあえずは朝ご飯のお金だけ渡そうと財布から千円を出して、友也の部屋をノックした。
「友也…ごめんね。お金渡すから…それで何か買って食べて」
声をかけても中からの返事はなかった。