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ずっと傍に……
第34章 見えない想い…
どこに行くか決めていない私たちは、行先を決めながらブラブラと歩く。
初めから店を決めて行くのもいいけど、こんな風にブラブラと歩くのも好きだった。
「焼き鳥ですか??行きつけのお店があるのでそこでいいですか」
「いきつけ…かっこいいですね」
そう言いながら、高梨先生のいきつけの焼き鳥屋さんに足を向けた。
途中でお店に電話をしてくれたようで、空いていてよかったと微笑む顔にキュンとする。
そして、電車で3駅程行くと高梨先生の住んでいる駅に到着し、歩いて5分程の場所にお店はあるという。
手を繋いで歩いていると『焼鳥屋 久兵衛』の暖簾がかかった店を見つけ、その中に入るとカウンター席だけの小さな店だった。
「おっ!たっちゃん、いらっしゃい」
少し大柄な男性が高梨先生を見るなり笑顔で出迎えてくれる。
「大将こんばんは。とりあえずビールと梅酒…それと串盛をお願いします」
席に着く前に注文をして一番端っこの予約席と書いてある場所に移動して座った。
その横に私も座ると、大将の奥さんらしい人がおしぼりをくれた。
初めから店を決めて行くのもいいけど、こんな風にブラブラと歩くのも好きだった。
「焼き鳥ですか??行きつけのお店があるのでそこでいいですか」
「いきつけ…かっこいいですね」
そう言いながら、高梨先生のいきつけの焼き鳥屋さんに足を向けた。
途中でお店に電話をしてくれたようで、空いていてよかったと微笑む顔にキュンとする。
そして、電車で3駅程行くと高梨先生の住んでいる駅に到着し、歩いて5分程の場所にお店はあるという。
手を繋いで歩いていると『焼鳥屋 久兵衛』の暖簾がかかった店を見つけ、その中に入るとカウンター席だけの小さな店だった。
「おっ!たっちゃん、いらっしゃい」
少し大柄な男性が高梨先生を見るなり笑顔で出迎えてくれる。
「大将こんばんは。とりあえずビールと梅酒…それと串盛をお願いします」
席に着く前に注文をして一番端っこの予約席と書いてある場所に移動して座った。
その横に私も座ると、大将の奥さんらしい人がおしぼりをくれた。