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ずっと傍に……
第6章 初デート…
だから私は始めて先生の名前を呼んだ。
「…友紀也(ゆきや)…」
名前を呼べば先生はうれしそうな顔をして、またコツリと頭を当てた。
「陽葵に名前を呼ばれるとうれしいですね。これからはふたりの時はそう呼んでください」
気恥ずかしいけど、友紀也と呼ぶ。
だけど、いつもの癖で先生と何度も呼んでしまい、初めの頃は『友紀也でしょう』と訂正されていたけど、途中からはそれもなくなり、いつもどおり先生と呼ぶようになっていた。
色々なお店を回り、おいしそうと目を輝かせたパンケーキ屋に入って軽い昼食を取った。
意外にも先生は甘党で食べ物の好みも似ていてうれしい。
普段学校では見せない顔にドキドキしながら先生とのデートを楽しんだ。
いつもと違うといえば、次に驚かされたのは車だった。
何と言うか…すごいの一言。
正直、車には興味もないし、家にある車は白の普通の車。
そんな私でも分かるほど高価なスポーツカーだった。
エンブレムは十字架と…蛇?
本当に先生っていったい何者?と思う。
「…友紀也(ゆきや)…」
名前を呼べば先生はうれしそうな顔をして、またコツリと頭を当てた。
「陽葵に名前を呼ばれるとうれしいですね。これからはふたりの時はそう呼んでください」
気恥ずかしいけど、友紀也と呼ぶ。
だけど、いつもの癖で先生と何度も呼んでしまい、初めの頃は『友紀也でしょう』と訂正されていたけど、途中からはそれもなくなり、いつもどおり先生と呼ぶようになっていた。
色々なお店を回り、おいしそうと目を輝かせたパンケーキ屋に入って軽い昼食を取った。
意外にも先生は甘党で食べ物の好みも似ていてうれしい。
普段学校では見せない顔にドキドキしながら先生とのデートを楽しんだ。
いつもと違うといえば、次に驚かされたのは車だった。
何と言うか…すごいの一言。
正直、車には興味もないし、家にある車は白の普通の車。
そんな私でも分かるほど高価なスポーツカーだった。
エンブレムは十字架と…蛇?
本当に先生っていったい何者?と思う。