この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ずっと傍に……
第36章 意志を継ぐもの…

「昔は…買い物に行ってましたけど…あの…失礼ですがどちら様ですか?」

生徒の親じゃないと分かれば直接聞いても問題はない。

「そうよね…私が覚えていてもあなたは覚えていないわよね…あの時、そのスーパーでレジを打っていて何度かお見掛けしてたんです…」

そう言われて顔を見ていると、どことなく思い出してくる。
私の顔をジロジロと変は目で見ていたレジを打つおばさん。
名前は確か…

「古澤…さん?」

「そうそう!!覚えていてくれたのね。」

名前を口に出すと、うれしそうに笑う古澤さん。
ユキと買い物に行くたびにジロジロと変な目を向けられ、最後に蒼がズバッと言ってくれてスカッとしたのを今でも覚えている。

「あれから…ほらっ…一緒にいた方から叱られてしまって…あの時からお店の方に顔を出さなくなったから心配してたんですよ…だけど元気そうでよかった…身体の方はもう大丈夫なんですか?」

会話らしい会話をしたことなくて、ヒソヒソ話をして嫌な視線を向けるだけだった古澤さんが私の事を心配していたという事にびっくりした。
それに、あの時は体調が悪かったわけでもない。
/1528ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ