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ずっと傍に……
第6章 初デート…
「そうなんだ…でも、こんなカッコいい車に乗っているお父様ってすごい。でも学校は普通の軽自動車だよね」
「さすがに、これでは行けませんからね。学校用に買ったんですよ。この車の助手席に人を乗せたのは陽葵が初めてなんですよ」
初めての言葉にドキドキする。
私の初めては色々あるだろうけど、先生の初めてを経験することが出来るとは思ってもいなかった。
だからうれしい。
「でも、妹さんとかは?」
「乗せませんよ。」
きっぱりと言い切る先生の言葉に、見たことも会った事もない妹さんに優越感を覚え、先生が好きな車のことを知りたくなる。
「この車のエンブレムって十字架と蛇?車全然わからなくて…」
「女性はそんな感じではないですか?これはアルファロメオ 8Cという車です。エンブレムは陽葵の言う通り赤の十字架とサラセン人を飲み込む大蛇なんですよ。この車は日本に70台ほどしかないと言われています。今から十数年前…僕が高校の時に買ったのを覚えていますね。陽葵と出かけるときはこれになりますが…嫌ですか?」
「さすがに、これでは行けませんからね。学校用に買ったんですよ。この車の助手席に人を乗せたのは陽葵が初めてなんですよ」
初めての言葉にドキドキする。
私の初めては色々あるだろうけど、先生の初めてを経験することが出来るとは思ってもいなかった。
だからうれしい。
「でも、妹さんとかは?」
「乗せませんよ。」
きっぱりと言い切る先生の言葉に、見たことも会った事もない妹さんに優越感を覚え、先生が好きな車のことを知りたくなる。
「この車のエンブレムって十字架と蛇?車全然わからなくて…」
「女性はそんな感じではないですか?これはアルファロメオ 8Cという車です。エンブレムは陽葵の言う通り赤の十字架とサラセン人を飲み込む大蛇なんですよ。この車は日本に70台ほどしかないと言われています。今から十数年前…僕が高校の時に買ったのを覚えていますね。陽葵と出かけるときはこれになりますが…嫌ですか?」