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ずっと傍に……
第2章 先生が好き…
「千佳かわいい!!彼氏の前ではこんな風に女の子なんだ?いつもみたいに毒舌ははかないの?」
「だよね。いつもサバサバしてる千佳がモジモジする姿って萌えるんだけど」
「咲もそう思う?なんかかわいくていじめたくなるよね」
「うん。いじめたい。」
いつも強気の千佳の乙女ぶりに、私と咲は面白がって恥ずかしがる千佳に矢継ぎ早に質問する。
「千佳って彼氏の前でどんな風に甘えるの?どんな顔でおねだりなんかするの?」
「最初って痛いっていうけど痛かった?エッチする時って裸?部屋は明るかったりする?」
何を聞いても顔を真っ赤にしている千佳はかわいくて仕方がない。
「ね~ね~…教えてよ~~千佳ぁ~~」
千佳の腕に手を絡ませながらわざと盛り上がっていると、私の手を振りほどいて教室を飛び出して行ってしまった。
いじめ過ぎたかなと咲と顔を見合せて追いかけると、下駄箱の前で待っていた。
「…教室は恥ずかしいから…うちに来て」
そう言って一人スタスタ歩く千佳を追って私たちは千佳の家に行った。