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ずっと傍に……
第36章 意志を継ぐもの…
友也の言葉は涙を誘う。
「俺は…ずっと母さんを見て育ってきた。父さんの意志を継いで頑張ってる姿を…いいなって思った。誰かの意志を継いで、その人と共にある姿っていいなって…俺も将来そんな相手と巡り合えたらって思った。今年帰ってきたのも、俺の誕生日の今日、それを言いたかった。母さんが父さんの意志を継いで教師になったように俺も父さんと母さんの意志を継いで教師になりたいって…母さんと…父さんに伝えたくて帰ってきたんだ。これは俺の意志。俺が決めた未来。だから応援してよ」
微笑む友也を見て、頷くしかなかった。
友也がそう自分で決めたのなら応援しないわけにはいかない。
「友也がそう決めたのなら…応援するよ」
そう伝えると、にっこりと笑う。
友紀也に報告も終わり、今度は友也の二十歳を祝うために実家に向かった。
実家に到着すると、庭から子供たちのはしゃぐ声が暖かく響き渡っていた。
「俺は…ずっと母さんを見て育ってきた。父さんの意志を継いで頑張ってる姿を…いいなって思った。誰かの意志を継いで、その人と共にある姿っていいなって…俺も将来そんな相手と巡り合えたらって思った。今年帰ってきたのも、俺の誕生日の今日、それを言いたかった。母さんが父さんの意志を継いで教師になったように俺も父さんと母さんの意志を継いで教師になりたいって…母さんと…父さんに伝えたくて帰ってきたんだ。これは俺の意志。俺が決めた未来。だから応援してよ」
微笑む友也を見て、頷くしかなかった。
友也がそう自分で決めたのなら応援しないわけにはいかない。
「友也がそう決めたのなら…応援するよ」
そう伝えると、にっこりと笑う。
友紀也に報告も終わり、今度は友也の二十歳を祝うために実家に向かった。
実家に到着すると、庭から子供たちのはしゃぐ声が暖かく響き渡っていた。