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ずっと傍に……
第37章 時の流れ…

「小林先生。先生に出会えてよかったです。あの公園で背中を押して貰ったから今があります…。それだけじゃない…教師になってからも色々と気にかけてくれてありがとうございました」

「…背中を押したのは俺かも知れないが、それをさせたはの桜木先生だった。そして教師になろうと決めたのは陽葵先生自信だ。俺が思った通り良い先生に成長したよ。これからもそのままの陽葵先生でいればいい。…そして何かあったら相談するといい。俺はいつまでたっても陽葵先生…いや、田崎の担任には変わりはないんだからな」

その言葉に泣かないはずがない。
大粒の涙を流す私に困った顔をする小林先生は、私を引き寄せて抱きしめてくれた。
そして背中を擦ってもらうと、益々涙が溢れてくる。

「おい!宮崎と神鳥、どうすればいい?」

「ははははっ!一度泣き出すと止まりませんからね。泣き虫陽葵は引き受けますよ。先生?ずっと元気でいてくださいね。次のクラス会で会えるのを楽しみにしてます」

「まだまだ死なんよ。お前の花嫁姿をみるまではな」

豪快に笑う小林先生に最後の別れをして、今日はそのまま私の家に泊まる予定だから私の家に向かった。
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