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ずっと傍に……
第37章 時の流れ…
志保さんとの間の確執はそう簡単になくなりはしなかった。
だけど、そんな私と志保さんの不穏な空気など関係ないかのように友也が喋り出した。
「志保さんって父さんの妹なんですよね。俺から見たら叔母さん?そしたら大地さんは叔父さん?」
「そうなるかな…でも叔父さんはやめてくれ…今まで通りで構わないよ」
友也に叔父さんと言われて嫌な顔をする大地くん、それにホッとする友也だった。
「そう?俺も今更叔父さんって呼べないって思ってたからよかった。それより、志保さん。父さんの事色々教えてください。母さんあんまり教えてくれなくて」
なぁ?と意地悪く聞く友也に顔を背ける。
教えないんじゃなくて、私もあまり知らないから。
一緒にいた時間は短く、一緒にいた時間はとにかくイチャイチャばかりだったから友也に話せる事なんてない。
それに、私と出逢う前の友紀也の事も殆ど知らなかった。
「私も知りたいです…志保さんから見て友紀也は…どんな感じでしたか?」
私も幼い頃の友紀也を知りたくて聞けば、志保さんはにっこりと笑って教えてくれた。
だけど、そんな私と志保さんの不穏な空気など関係ないかのように友也が喋り出した。
「志保さんって父さんの妹なんですよね。俺から見たら叔母さん?そしたら大地さんは叔父さん?」
「そうなるかな…でも叔父さんはやめてくれ…今まで通りで構わないよ」
友也に叔父さんと言われて嫌な顔をする大地くん、それにホッとする友也だった。
「そう?俺も今更叔父さんって呼べないって思ってたからよかった。それより、志保さん。父さんの事色々教えてください。母さんあんまり教えてくれなくて」
なぁ?と意地悪く聞く友也に顔を背ける。
教えないんじゃなくて、私もあまり知らないから。
一緒にいた時間は短く、一緒にいた時間はとにかくイチャイチャばかりだったから友也に話せる事なんてない。
それに、私と出逢う前の友紀也の事も殆ど知らなかった。
「私も知りたいです…志保さんから見て友紀也は…どんな感じでしたか?」
私も幼い頃の友紀也を知りたくて聞けば、志保さんはにっこりと笑って教えてくれた。