この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ずっと傍に……
第37章 時の流れ…

「お母さん…」

読み終えると、大地くんの胸に顔を埋めて肩を震わせて泣いた。
初めて触れるお母様の想いだった。

「友紀也言ってました…志保さんにはお母様の想い出がないから、自分が母の存在になろうと決めたと、自分がお母様にしてもらったように優しくしてあげたいと。友紀也の優しさはそこから来てるんだと思います。お母様の想いを小さいながらも理解したんでね」

「そう…母のように…。…そうね。母親の様に大きな愛で私を包んでくれてたのね…私は母からも、兄からも愛されてた…幸せなことね。」

泣きながら笑う志保さんは、どこかふっきれた感じがした。
どこかで母親の愛情を感じたいと思っていたのかもしれないと思うと、この手紙を見せてよかったと思う。

「な~…母さん。これって当たってる?」

そう言って渡してきたのは、友紀也が高校生になった時に書かれた手紙だった。
/1528ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ