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ずっと傍に……
第39章 ずっと傍に…
友也の手の中にあるグラスの氷がカランカランと音を立てる。
その音が耳に心地良い。
「そうね…ここで人生を終えたかった…友紀也との思い出の場所で…。…今使っているベッドは持って行っていい?」
「いいけど…あれも相当年季がはいっててギシギシ音がなるよ。」
「それでも、あれがいいの…ずっとあれで寝てきたから今更ね…」
「…母さんがそれでいいならいいけど…」
それでいいならと言いながら、納得をしていない顔をする友也。
他の人にとっては古くなったただのベッドからもしれないけど、友紀也とユキと愛し合った場所を全て失うわけにはいかなかった。
「あなた…お義母さんがそういうのならそのとおりにしましょう…。お義母さんにはお義母さんの想いがあるんですから」
遥さんが間に入り私の意見を代弁してくれる。
友也の扱いもお手の物で安心して友也も俊也も預けられる。
その音が耳に心地良い。
「そうね…ここで人生を終えたかった…友紀也との思い出の場所で…。…今使っているベッドは持って行っていい?」
「いいけど…あれも相当年季がはいっててギシギシ音がなるよ。」
「それでも、あれがいいの…ずっとあれで寝てきたから今更ね…」
「…母さんがそれでいいならいいけど…」
それでいいならと言いながら、納得をしていない顔をする友也。
他の人にとっては古くなったただのベッドからもしれないけど、友紀也とユキと愛し合った場所を全て失うわけにはいかなかった。
「あなた…お義母さんがそういうのならそのとおりにしましょう…。お義母さんにはお義母さんの想いがあるんですから」
遥さんが間に入り私の意見を代弁してくれる。
友也の扱いもお手の物で安心して友也も俊也も預けられる。