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ずっと傍に……
第6章 初デート…
「お母さんも…先生の成長が見れなくて辛かったよね……でも、今の先生見たら誇らしいって先生の事、抱きしめてくれるかも…」
「…どうでしょう…陽葵を好きになって教師としてはあるまじき行為をしてるんですから…でも、心から安らげる相手を見つけたことにはホッとしているかもしれませんね」
「安らげてる?」
「ええ…こおやって抱きしめていると穏やかになるんですよ。人と一緒に居て…こんな気持ちになるのは初めてですよ…弱さを見せられる相手を…やっと見つけられたような気がしてます…」
先生の言葉にキュンとする。
ただ一緒に居て癒されてるのは私だけだと思っていたのに、先生も私と居て穏やかになれていると言われ心が熱くなる。
先生が私に甘えられるように…しっかりと…大人になりたい。
「少し、湿っぽくなりましたね。今度、母が僕に残してくれた手紙を見せてあげますよ…母の愛情が伝わる…僕の宝物です」
「…そんな大事な物いいの?」
「ええ…陽葵だから見せたいと思いました…母の話をしたのも陽葵が初めてです…。妹も知りません。もし知ってしまったら自分の命と引き換えに母が死んだと思うかもしれないと、言えずにきました…これから先も言うつもりはありません…ですから、陽葵。これは僕と陽葵だけの秘密ですよ
「…どうでしょう…陽葵を好きになって教師としてはあるまじき行為をしてるんですから…でも、心から安らげる相手を見つけたことにはホッとしているかもしれませんね」
「安らげてる?」
「ええ…こおやって抱きしめていると穏やかになるんですよ。人と一緒に居て…こんな気持ちになるのは初めてですよ…弱さを見せられる相手を…やっと見つけられたような気がしてます…」
先生の言葉にキュンとする。
ただ一緒に居て癒されてるのは私だけだと思っていたのに、先生も私と居て穏やかになれていると言われ心が熱くなる。
先生が私に甘えられるように…しっかりと…大人になりたい。
「少し、湿っぽくなりましたね。今度、母が僕に残してくれた手紙を見せてあげますよ…母の愛情が伝わる…僕の宝物です」
「…そんな大事な物いいの?」
「ええ…陽葵だから見せたいと思いました…母の話をしたのも陽葵が初めてです…。妹も知りません。もし知ってしまったら自分の命と引き換えに母が死んだと思うかもしれないと、言えずにきました…これから先も言うつもりはありません…ですから、陽葵。これは僕と陽葵だけの秘密ですよ