この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ずっと傍に……
第39章 ずっと傍に…

「友也は良い子に育ちました。僕との約束を守り、僕の代わりに陽葵を守ってくれた…さすがに陽葵に怪我をさせた時は叱りつけてしまいましたが…あの年ごろなら仕方がなかったですね…母親に恋人が出来て良い顔をするはずがありません」

その言葉に申し訳なさが溢れてくる。
友紀也以外の人とそうなろうとしたことに恥ずかしさと後ろめたさが沸き起こる。

「別に責めているわけではありませんよ。長い人生で陽葵を1人にするのは忍びなかった…心からそういう相手が現れるのであればそれは仕方がないと諦めていましたから…それでも、ずっと僕を思っていてくれた心は届いていましたよ。そして、陽葵は自分の全てを包み込み愛してくれる人をちゃんとみつけられましたね」

友紀也が亡くなって直ぐに渡された手紙に書いてあった言葉は未だに一言一句覚えている。
その中に確かにそう書かれてあった。
だけど…私は見つけてはいない。
友紀也以上に好きになった人なんていない。
/1528ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ