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ずっと傍に……
第39章 ずっと傍に…
友紀也の言葉に思い出すのはユキと最後に過ごした日。
私の誕生日にパエリヤなどを作ってくれた。
料理がつくれるなら今度から作ってよと言った私にユキは寂しそうに言った。

『作ってもらいたかった…愛情が詰まった料理を…』

あれは記憶がなくても消える事のない友紀也の想い。
どんなに気丈に振舞っても、大人ぶっても7歳だったら母親の愛情が欲しいはず。
その愛情を私に求めてくれたとしたのならうれしい。
友紀也の寂しさを私が埋めることができたのなら、これ以上うれしいことはない。

「友紀也…私は役に立ててたの?友紀也の心…癒してあげられたの?」

「もちろんですよ。受ける事のなかった愛情を…受けることができた…だから僕は…人に愛されるということを知ったんです」

そんな大それたことをしたとは思わない。
ただ私も辛くて癒されたかっただけ…
だけど私は…
考え事をしていると、友紀也はまた語りだす。
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