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ずっと傍に……
第39章 ずっと傍に…
それは後悔。
私を救ってくれたユキに感謝しながらも、他の男に抱かれてしまった後悔。
今はユキと友紀也が同じだと分かっても、あの時は…そうは思ってなくて抱かれた。
「後悔…しているんですか?ユキと身体を重ねたこと…」
友紀也はいつものように流す涙を拭って、そのまま頬に手を添えた。
真っ直ぐに見つめられる視線を受けながら、小さく頷いた。
「あの時は…まだ友紀也だと知らなかった…傍にいて支えてくれて感謝しても…友紀也を裏切った想いが消える事がなかった…だから友也が友紀也の子供だといいなと思った。ユキが友紀也だったらいいと…本当に願ってた」
私の言葉に友紀也は首を振った。
そして表情を曇らせる。
「後悔しないでください。後悔されたら僕が辛い…それに陽葵…考えを変えて見てください。姿形が変わっても陽葵は僕を見つけた。無条件に僕を…ユキを受け入れてくれた。それは心が、魂が共鳴したと思いませんか?」
「共鳴?」
繰り返す言葉に、そうですと言って頷く。
私を救ってくれたユキに感謝しながらも、他の男に抱かれてしまった後悔。
今はユキと友紀也が同じだと分かっても、あの時は…そうは思ってなくて抱かれた。
「後悔…しているんですか?ユキと身体を重ねたこと…」
友紀也はいつものように流す涙を拭って、そのまま頬に手を添えた。
真っ直ぐに見つめられる視線を受けながら、小さく頷いた。
「あの時は…まだ友紀也だと知らなかった…傍にいて支えてくれて感謝しても…友紀也を裏切った想いが消える事がなかった…だから友也が友紀也の子供だといいなと思った。ユキが友紀也だったらいいと…本当に願ってた」
私の言葉に友紀也は首を振った。
そして表情を曇らせる。
「後悔しないでください。後悔されたら僕が辛い…それに陽葵…考えを変えて見てください。姿形が変わっても陽葵は僕を見つけた。無条件に僕を…ユキを受け入れてくれた。それは心が、魂が共鳴したと思いませんか?」
「共鳴?」
繰り返す言葉に、そうですと言って頷く。