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ずっと傍に……
第39章 ずっと傍に…
「…痛いですか?」
「少し…だけど大丈夫だから続けて」
ここで痛いと言えば止めてしまうことが分かっているから続きを促す。
友紀也は私を抱きしめて、ゆっくりと中に入ってこようとする。
痛みと共に押し寄せて来る快楽。
押し広げ膣壁を擦りながら一番奥深くまで飲み込んだ。
「入りましたよ…陽葵の中は以前にも増して狭くて締め付けが強い…」
「だって…久しぶりだし…30年…ぶり?」
口に出してびっくりする。
最後にエッチをしたのは夢が現実か分からないあの時。
それからは誰ともしてないし…余所見をしたことはあっても最後までした事はなかった。
「…待たせてしまいましたね…ですが、うれしいですよ。僕しか知らない陽葵が愛おしい…60年分の想いを受け取って下さい。」
「60年分って…だけど私も受け取って!!60年間伝える事ができなかった言葉を、想いを…」
「時間はたっぷりとあるんです…ゆっくりと……ゆっくりと60年間の愛を確かめあいましょう…」
そう言って、友紀也はゆっくりと動きながら長い年月を埋めるかのように私の中を堪能する。