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ずっと傍に……
第7章 辛抱…
呆然と村上先生の話を聞いていた私に、返事をするように一瞥する。
何も知らないくせに、勝手な事言わないで欲しい。
先生は私の事を愛してくれている。
最後までしてないけど…普通の人より好きな気持ちは負けない。
そう言いたいけど…言えるわけがない。
村上先生の言うとおり、私と先生は普通だったらつきあうことさえ許されない立場…
「田崎さん?ここまで言っても分からない?桜木先生は貴方に気持ちなんてないの。ここで相手してるのは先生のやさしさ。そこのところ勘違いしないでちょうだい。」
「村上先生」
先生は慌てて私と村上先生の間に入ってきた。
そんな先生の腕に自分の腕を絡めて私に見せ付けるかのように村上先生は寄り添う。
「桜木先生?こういう生徒にははっきりと言うべきですよ。言わないとつけあがるだけですから。それに、先生も言ってたじゃないですか。迷惑だって。」
「…迷惑…?」
村上先生の最後の一言を口にする。
「そうよ。迷惑なのよ。背伸びして大人の男性に夢中になるのもいいけれど、自分に見合った恋愛をしなさいね。私と桜木先生みたいなね」
何も知らないくせに、勝手な事言わないで欲しい。
先生は私の事を愛してくれている。
最後までしてないけど…普通の人より好きな気持ちは負けない。
そう言いたいけど…言えるわけがない。
村上先生の言うとおり、私と先生は普通だったらつきあうことさえ許されない立場…
「田崎さん?ここまで言っても分からない?桜木先生は貴方に気持ちなんてないの。ここで相手してるのは先生のやさしさ。そこのところ勘違いしないでちょうだい。」
「村上先生」
先生は慌てて私と村上先生の間に入ってきた。
そんな先生の腕に自分の腕を絡めて私に見せ付けるかのように村上先生は寄り添う。
「桜木先生?こういう生徒にははっきりと言うべきですよ。言わないとつけあがるだけですから。それに、先生も言ってたじゃないですか。迷惑だって。」
「…迷惑…?」
村上先生の最後の一言を口にする。
「そうよ。迷惑なのよ。背伸びして大人の男性に夢中になるのもいいけれど、自分に見合った恋愛をしなさいね。私と桜木先生みたいなね」