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ずっと傍に……
第44章 愛情は変わらない…
出席番号順だから俺は2日目の最初。
まだ生徒が残ってる中、母さんが黒のブラウスに花柄のスカートでやってきた。
今は俺と同じぐらいの身長で、見た目より若い。
あのとき、文句を言われたように、きれいな方だと思う。
だから他の生徒や保護者の視線を集めている。
「友也と歩くと目立つわね。」
そう言って笑う母さんは、俺より自分が目立っている事に気がついていない。
教室に入り担任の先生と対面しても、担任は顔を赤らめて緊張していた。
そんな目で見るな!と椅子を蹴り倒したくなる。
そんな気持ちを抑えて三者面談が始まった。
1年の1学期最後の三者面談はさほど重要じゃない。
生活態度、授業態度、成績の良し悪しと問題なく終わろうとしていた。
それなのに、どこから担任まで伝わったのか、余計な事を口にする。
まだ生徒が残ってる中、母さんが黒のブラウスに花柄のスカートでやってきた。
今は俺と同じぐらいの身長で、見た目より若い。
あのとき、文句を言われたように、きれいな方だと思う。
だから他の生徒や保護者の視線を集めている。
「友也と歩くと目立つわね。」
そう言って笑う母さんは、俺より自分が目立っている事に気がついていない。
教室に入り担任の先生と対面しても、担任は顔を赤らめて緊張していた。
そんな目で見るな!と椅子を蹴り倒したくなる。
そんな気持ちを抑えて三者面談が始まった。
1年の1学期最後の三者面談はさほど重要じゃない。
生活態度、授業態度、成績の良し悪しと問題なく終わろうとしていた。
それなのに、どこから担任まで伝わったのか、余計な事を口にする。