この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ずっと傍に……
第44章 愛情は変わらない…

「その…なんと言ったらいいのか…桜木さんのお家は…お母様だけだと伺っております」

「はい。祖父母は近くにおりますが、私とこの子のふたりですが?」

担任の質問に母さんはさらりと答える。
その答えに担任は渋い顔…何を言い出すのかと気が気ではなかった。

「そうですが…もちろん存じておりましたが…少し前になりますが父の日で作文を書いて発表する授業がありまして…その時に、友也くんは父親代わりの男性が3人いると…」

「先生!!」

それ以上は話して欲しくなくて声をあげても、母さんは俺を制して先を促した。
戸惑う俺に、母さんは微笑み頷くだけだった。

「その事で教室内でいざこざがあったんですが…お聞きになられていますか?」

「いいえ何も…いざこざというと…暴力的な?」

「暴力的というか…話を聞けば、その事に対して色々と…噂する生徒がいたようで、それに怒った友也くんが追い詰めたと言いますか…結局は他の生徒の仲裁で大事にはならなかったのですが、一応保護者のお母様のお耳に入れておいた方が良いかと」
/1528ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ