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ずっと傍に……
第44章 愛情は変わらない…
自分の部屋のドアを閉めると、崩れるように座り込む。
「何…やってんだ…俺はっ…」
母さんに投げかけた言葉か頭の中をグルグルと回る。
あんな言葉を言いたかったんじゃない。
悲しい顔をさせたかったんじゃない。
ただ俺は…心配かけさせたくなかっただけなんだ…
次の日、リビングに行くと母さんは朝食の支度をしていた。
俺を見るといつものように笑って挨拶をしてくる。
「おはよう。顔洗って席につきなさい。」
ご飯を食べている時も何も言ってはこなかった。
それが無性に寂しかったし……むかついた。
「今日は、おばあちゃんたち来れないけど、ひとりで大丈夫?」
「…うん…」
「何かあったら携帯に電話してね。放課後はいつでも電話に出られるようにしておくから」
「…うん…」
どうしてかいつものように返事をして会話をすることができなかった。
そんな俺を少し寂しそうに見る母さんは話すのをやめた。
「何…やってんだ…俺はっ…」
母さんに投げかけた言葉か頭の中をグルグルと回る。
あんな言葉を言いたかったんじゃない。
悲しい顔をさせたかったんじゃない。
ただ俺は…心配かけさせたくなかっただけなんだ…
次の日、リビングに行くと母さんは朝食の支度をしていた。
俺を見るといつものように笑って挨拶をしてくる。
「おはよう。顔洗って席につきなさい。」
ご飯を食べている時も何も言ってはこなかった。
それが無性に寂しかったし……むかついた。
「今日は、おばあちゃんたち来れないけど、ひとりで大丈夫?」
「…うん…」
「何かあったら携帯に電話してね。放課後はいつでも電話に出られるようにしておくから」
「…うん…」
どうしてかいつものように返事をして会話をすることができなかった。
そんな俺を少し寂しそうに見る母さんは話すのをやめた。