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ずっと傍に……
第44章 愛情は変わらない…
気まずい雰囲気が続き、母さんとはあまり喋らなくなった。
理由は分からない。
嫌いになったとか、鬱陶しいとか、そう言う事じゃなくて、自分でも分からないけど話したくなかった。
はじめはそれだけだった。
だけど、月日が過ぎていく程イライラが募って行く。
俺を腫れ物に触るように接してくる母さんにイライラする。
無理やり笑顔を向けてくる母さんにもイライラする。
その訳もわからないイライラを母さんにぶつけるわけにもいかず、かといってそのイライラを抑える術も知らず、最終的には母さんに当たってしまう。
いつも寂しそうにする母さんを見て、余計にイライラが募る。
そんな中、母さんは頻繁にでかけるようになった。
学校の先生との飲み会らしく、楽しそうにでかける母さんを見てホッとする。
俺と一緒にいても辛い思いするだけだし、外に出てもらった方が俺も当たらずに済む。
ずっと、俺だけの為に生きてきた母さんだ。
ひとりで留守番できる年にもなった。
だったら、母さんの好きな事をすればいい。
俺に縛られることなく、母さんのしたいようにやりたいようにやればいいと思った。
理由は分からない。
嫌いになったとか、鬱陶しいとか、そう言う事じゃなくて、自分でも分からないけど話したくなかった。
はじめはそれだけだった。
だけど、月日が過ぎていく程イライラが募って行く。
俺を腫れ物に触るように接してくる母さんにイライラする。
無理やり笑顔を向けてくる母さんにもイライラする。
その訳もわからないイライラを母さんにぶつけるわけにもいかず、かといってそのイライラを抑える術も知らず、最終的には母さんに当たってしまう。
いつも寂しそうにする母さんを見て、余計にイライラが募る。
そんな中、母さんは頻繁にでかけるようになった。
学校の先生との飲み会らしく、楽しそうにでかける母さんを見てホッとする。
俺と一緒にいても辛い思いするだけだし、外に出てもらった方が俺も当たらずに済む。
ずっと、俺だけの為に生きてきた母さんだ。
ひとりで留守番できる年にもなった。
だったら、母さんの好きな事をすればいい。
俺に縛られることなく、母さんのしたいようにやりたいようにやればいいと思った。