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ずっと傍に……
第7章 辛抱…
「…じゃあさっ…桜木が何か言われても平気?生徒たちの噂話だけならいいけど、他の先生たちや保護者から色々と言われても平気?下手すると懲戒免職になる事態に陥るかも知れないって分かってる?」

ハッとして千佳を見ると、流した涙を拭いてくれた。

「村上みたいに自分相応な恋愛しろとは言わないよ。桜木を忘れろとも言わない。生徒が先生を好きになって何が悪い?そう思うよ。けどね。今の陽葵を見てると…なんか怖い。自分を忘れて周りも見えなくなって突っ走って行きそうで…だから言うの。陽葵に嫌われても…陽葵には笑顔でいてほしいから」

千佳はそう言って私を抱きしめ、咲は黙って見守ってくれていた。
そして千佳の言葉が身に染みる。
噂になっているのも知っていたし、良からぬことを囁かれているのも知っていた。
それでも先生の傍に居たくて、毎日のように先生の所に通っていた。
それによって、先生がどうなるかも考えもせずに…
千佳の言う通り、下手をすれば懲戒免職、良くて自宅待機になってもおかしくない。
今は些細な事でも親が出しゃばり、SNSなどで叩かれる。
嘘でもそれが真実となって広がっていく…
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