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ずっと傍に……
第7章 辛抱…
「千佳…咲…先生を困らせたくない…けど諦めたくもない…」
「諦めなくていいよ。子供でもさ。人を好きな想いは大人と変わらないよ。村上が桜木を好きなように、陽葵も桜木を好きでいていいと思う。その想いに違いはきっとない…それにね。桜木は村上の事何とも思ってないよ。見ててわかるもん。村上の一方通行、桜木はその気なさそうだしね」
「そう…思う?」
「誰がどうみたって、村上の片思いでしょう。本人は脈ありって思ってるみたいだけどさ。桜木が相手してないのバレバレ」
「本当にね。良い年した女がかっこ悪いっての。それもよ。生徒に対抗心とかみっともない。桜木だけじゃなくて他の男にも相手にされてないって。」
「それ言えてる。」
ふたりは私を元気付けるかのように明るい話に持っていく。
そんなふたりをみながら自然と笑顔になる。
「陽葵はさっ。笑っていたほうがかわいいよ。。今の気持ち大切にさっ」
笑った私に咲は、良い子良い子と頭を撫でてくれる。
いつもだったら、子供扱いしないでと口答えするけど、今日はそれが心地よかった。
そして、言いにくいこともはっきりと言ってくれる千佳と咲がとても大切に思えた。
先生とのことを言えないのが心苦しいけど、いつか…先生との関係を伝えたい。
「諦めなくていいよ。子供でもさ。人を好きな想いは大人と変わらないよ。村上が桜木を好きなように、陽葵も桜木を好きでいていいと思う。その想いに違いはきっとない…それにね。桜木は村上の事何とも思ってないよ。見ててわかるもん。村上の一方通行、桜木はその気なさそうだしね」
「そう…思う?」
「誰がどうみたって、村上の片思いでしょう。本人は脈ありって思ってるみたいだけどさ。桜木が相手してないのバレバレ」
「本当にね。良い年した女がかっこ悪いっての。それもよ。生徒に対抗心とかみっともない。桜木だけじゃなくて他の男にも相手にされてないって。」
「それ言えてる。」
ふたりは私を元気付けるかのように明るい話に持っていく。
そんなふたりをみながら自然と笑顔になる。
「陽葵はさっ。笑っていたほうがかわいいよ。。今の気持ち大切にさっ」
笑った私に咲は、良い子良い子と頭を撫でてくれる。
いつもだったら、子供扱いしないでと口答えするけど、今日はそれが心地よかった。
そして、言いにくいこともはっきりと言ってくれる千佳と咲がとても大切に思えた。
先生とのことを言えないのが心苦しいけど、いつか…先生との関係を伝えたい。