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ずっと傍に……
第44章 愛情は変わらない…
俺には、物心ついた時から父と呼べる人はいなかった。
そして、いつも出掛ける時にはユキさんと友紀也さんに挨拶をするように言われた。
母さんの大切な人たちだから忘れないでいてあげてと。
どういう風に大切なのか聞けなかった。
友紀也さんも夢の中で、いつも母さんを心配していたからお互いに好き同志なんだってのも伝わった。
だから友紀也さんが父親ならいいといつも思っていた。
こんなに優しい人が父さんだったらと。

『母さんが…他の人を好きになっても…いいの?』

そんなに愛した人ならば、辛いんじゃないかと思った。
だけど、友紀也さんは優しく微笑で、それが当然のように話をしてくれた。

『それで陽葵が幸せならそれでいいんです。ですが、友也も幸せでなければ意味がない…僕は陽葵も友也も2人とも幸せでいて欲しいと願っています。陽葵も同じです。友也が幸せじゃなければ意味がない。自分だけが幸せになっても意味がないと思うはずです。友也がそこにいるだけでいいんです。ですから笑ってあげてください。そうすれば陽葵も笑っていられますから。』
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