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ずっと傍に……
第44章 愛情は変わらない…
初めて作る料理に苦戦する。
こんなことを毎日やっていたのかと思うと、我儘言って八つ当たりしていた自分が、どれだけ子供っぽかったかと情けなくなり、本当に謝ろうと思った。
だけどどうやって?
そう考えると言えないかも…と弱気になる。
だけど、そんな考えも無意味な事になった。
学校から帰ってきた母さんは恭平と一緒だった。
カレーを作ってる俺を嬉しそうに眺め、初めて一緒にキッチンに立った。
照れ臭かったけど、うれしかった。
今日は全て俺がやると決めていたから最後の味の調整だけしてもらい、他は全部俺がやった。
本当はここで謝るのが一番だけど…逃げてしまった。
情けないと思う。
ごめんなさいの一言も言えない自分が情けなくて泣きそうになった。
そんな時、恭平が部屋に入ってきた。
叱られると思った。
怒ったら本気で叱ってくる人だから、今日も母さんを傷つけて何事だ!と叱られると思ったけど違った。
こんなことを毎日やっていたのかと思うと、我儘言って八つ当たりしていた自分が、どれだけ子供っぽかったかと情けなくなり、本当に謝ろうと思った。
だけどどうやって?
そう考えると言えないかも…と弱気になる。
だけど、そんな考えも無意味な事になった。
学校から帰ってきた母さんは恭平と一緒だった。
カレーを作ってる俺を嬉しそうに眺め、初めて一緒にキッチンに立った。
照れ臭かったけど、うれしかった。
今日は全て俺がやると決めていたから最後の味の調整だけしてもらい、他は全部俺がやった。
本当はここで謝るのが一番だけど…逃げてしまった。
情けないと思う。
ごめんなさいの一言も言えない自分が情けなくて泣きそうになった。
そんな時、恭平が部屋に入ってきた。
叱られると思った。
怒ったら本気で叱ってくる人だから、今日も母さんを傷つけて何事だ!と叱られると思ったけど違った。