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第44章 愛情は変わらない…

「ねぇ…母さんは遥と一緒に住むの嫌なの？」

遥がいない時に、母さんの本心を聞きたくて話をすることにした。
どんなに仲が良くても嫁姑となると話は別なのかもしれないし、遥がいたら本心が言えないと思ったからだった。

「嫌じゃないわよ？」

「だったらどうして…一緒に住むことを了承しないんだよ」

「またその話？何度も言っている様に新婚の邪魔をしたくないだけよ。」

「俺も遥も邪魔だなんて思ってないって。遥も父子家庭だったから母さんと一緒に住むこと望んでるんだって。俺の気持ちを組んでくれてるとかじゃないから」

結局はいつもと変わらない会話だった。
お互いに一歩も引かない現状に、俺の方がイライラし始めていた。
だからと言って一緒に住まないという選択肢はない。
母さんが一緒に住まないのなら…