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ずっと傍に……
第45章 家族の絆…
暫くふたりの寝顔を見ていると、友紀也くんの瞳が薄っすらと開き、パチパチと瞬きをしてにっこりと笑った。
「友紀也、おいで」
篤志が声をかけると驚いた顔をする。
目がくりくりして可愛い顔が、益々目を見開き可愛さを増す。
美也子に似て美人さんだなと改めて感じた。
「友紀也くん、甘えていいんだよ。」
「…甘えて…いいの?」
恐る恐る聞く友紀也くんに、甘えたかったのに甘えられずに堪えていたと思うと目頭が熱くなる。
篤志も同じだったようで、友紀也くんの腕を引っ張って無理やり抱きしめていた。
「悪かった…友紀也…悪かったっ」
何度も何度も俺が悪かったと泣く篤志を不思議顔で見つめていた。
「ちゃんと、叱っておいたからね。志保ちゃんも大事だけど、友紀也くんも大事なら愛情を示しなさいとね。」
良かれと思って言った言葉だった。
叱っておいたから、これからは甘えて良いんだよと告げたつもりだった。
「友紀也、おいで」
篤志が声をかけると驚いた顔をする。
目がくりくりして可愛い顔が、益々目を見開き可愛さを増す。
美也子に似て美人さんだなと改めて感じた。
「友紀也くん、甘えていいんだよ。」
「…甘えて…いいの?」
恐る恐る聞く友紀也くんに、甘えたかったのに甘えられずに堪えていたと思うと目頭が熱くなる。
篤志も同じだったようで、友紀也くんの腕を引っ張って無理やり抱きしめていた。
「悪かった…友紀也…悪かったっ」
何度も何度も俺が悪かったと泣く篤志を不思議顔で見つめていた。
「ちゃんと、叱っておいたからね。志保ちゃんも大事だけど、友紀也くんも大事なら愛情を示しなさいとね。」
良かれと思って言った言葉だった。
叱っておいたから、これからは甘えて良いんだよと告げたつもりだった。