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ずっと傍に……
第7章 辛抱…
「先生!!全て先生にあげる。心も身体も…全部先生のモノ」
抱きしめられている先生の背中に腕を回して元気に答えると、先生はクスリと笑って額にチュッとキスをしてくれた。
「陽葵…楽しみにしていますよ。それまでは会えなくても我慢してください。卒業したら今までできなかったことをいっぱいしましょう。陽葵は何がしたいですか?」
「卒業したら?」
その言葉に色々な事が頭の中をめぐる。
人に見られないようにコソコソとしか付き合えなかった私たち。
何がしたいかって言われれば答えは簡単に決まる。
「家まで迎えに来て?そこから手を繋いででかけるの。20歳になったら一緒にお酒飲みたい。」
「いいですよ。お酒は飲みに行きましょう。」
「でねでね?先生…先生の部屋に行きたい」
まだ一度も行ったことのない先生の部屋に行くのが夢でもあった。
「いいですよ。卒業したら……鍵を渡しますから…いつでも来てください」
抱きしめられている先生の背中に腕を回して元気に答えると、先生はクスリと笑って額にチュッとキスをしてくれた。
「陽葵…楽しみにしていますよ。それまでは会えなくても我慢してください。卒業したら今までできなかったことをいっぱいしましょう。陽葵は何がしたいですか?」
「卒業したら?」
その言葉に色々な事が頭の中をめぐる。
人に見られないようにコソコソとしか付き合えなかった私たち。
何がしたいかって言われれば答えは簡単に決まる。
「家まで迎えに来て?そこから手を繋いででかけるの。20歳になったら一緒にお酒飲みたい。」
「いいですよ。お酒は飲みに行きましょう。」
「でねでね?先生…先生の部屋に行きたい」
まだ一度も行ったことのない先生の部屋に行くのが夢でもあった。
「いいですよ。卒業したら……鍵を渡しますから…いつでも来てください」