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ずっと傍に……
第7章 辛抱…
鍵を渡してくれるという言葉にうれしくてうれしくて私の方から先生にキスをする。
今日はこれで何度目のキスか分からないほど私たちはキスをしていた。
「先生…早く卒業したい」
「早く卒業してください」
真剣に言葉にする先生にクスッと笑われた。
そして、次の日から、昼休みに会いに行くことをやめた。
急な変化に千佳も咲も心配してくれたけど、元気な私を見て何も言わなかった。
ただ、時間が許す限り一緒にいて、いつもみたいに馬鹿みたいに話して笑って時を過ごしてくれた。
村上先生は私と目が合うと勝ち誇ったように笑う。
初めの頃はその笑いがむかついたけど、まったく相手にされていないのが分かってない村上先生が哀れに見えてきて、むかつくこともなくなった。
いつの間にか、私と先生の噂は消えて何もなかったかのようになっていた。
今日はこれで何度目のキスか分からないほど私たちはキスをしていた。
「先生…早く卒業したい」
「早く卒業してください」
真剣に言葉にする先生にクスッと笑われた。
そして、次の日から、昼休みに会いに行くことをやめた。
急な変化に千佳も咲も心配してくれたけど、元気な私を見て何も言わなかった。
ただ、時間が許す限り一緒にいて、いつもみたいに馬鹿みたいに話して笑って時を過ごしてくれた。
村上先生は私と目が合うと勝ち誇ったように笑う。
初めの頃はその笑いがむかついたけど、まったく相手にされていないのが分かってない村上先生が哀れに見えてきて、むかつくこともなくなった。
いつの間にか、私と先生の噂は消えて何もなかったかのようになっていた。