パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第47章 俺も誓うよ…

5分ぐらいか…ずっと黙っている桜木先生に、そんなに話しにくい理由なのかと思っていると桜木先生は顔を上げて言葉にする。

「実は…癌が見つかりました…ステージ4で…余命宣告されています」

一瞬、意味が分からなかった。
癌？
ステージ4？
余命？？
その言葉が頭の中をグルグルと回る。
だけど、それが何を意味するのか分かるようで分からなかった。

「誰にも話すつもりはありませんでした。ですが、小林先生にはお願いしたいことがあったので…―――――…実は、高校を卒業してから田崎とつきあっています…彼女のその後が心配なんです。」

「ちょっ、ちょっとまて！！話についていけん…」

爆弾発言に、さすがの俺も理解不能に陥った。
慌てる俺に、桜木先生は冷静だった。