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第47章 俺も誓うよ…

田崎が教師になる…
俺と同じ教壇に立つ…

「それも面白いな…桜木先生の意思を継いで教壇に立つ田崎を見て見たいもんだ」

そうつぶやくと、桜木先生は満足そうに笑った。
それから色々な話をした。
桜木先生が赴任してきた時、俺が新人教育として桜木先生についたから懐かしい話に花が咲く。
初めは生徒と接するのが苦手で、積極的に生徒と関われと何度も言った事を思いだす。
ボサボサ頭にヨレヨレの服。
生徒のお手本になるのだから、身なりは整えろと口を酸っぱくして言っても変わることはなく、人は外見ではないというのが桜木先生の口癖だった。
そんな事を思いだし話していると、自然と目頭が熱くなる。
こんなことぐらいで目頭が熱くなるとは、俺も年を取ったもんだとつくづく思う。