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ずっと傍に……
第48章 奇跡のはじまり…

「何度もお見舞いに来てくれてたけど…友紀也の意識がいつ戻るか分からないから途中で断ったんだよ。」

「そうなんですね。」

「いつも、おばあちゃんと来ていてね。毎回、泣いて帰らないと言い張るからね。小さい頃に悲しい記憶はないほうがいいと思ってね。」

僕の傍で泣いている顔を思い出す。
思い出すと、学先生の判断が正しいと思える。
ヒナちゃんは笑っていたほうがいい。

「そうですね。そのほうがいいですね。幼い頃の悲しい出来事はトラウマになるかもしれない…あの子には幸せな人生を送ってほしいと…思いますね」

「お兄ちゃん…」

ホッとしている僕に向かって志保の緊迫した声に僕の方が驚いた。

「志保…どうしたんですか?何か心配ごとでも?」

「心配事って…その喋り方…」

「喋り方?」」

「そうよ。お兄ちゃん、そんな話し方…しなかった」
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