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ずっと傍に……
第49章 とある日のふたり…
それからキミは毎日のように僕の部屋に足を運び、短い時間を共に過ごした。
他愛もない話をしながら、キミと同じ口論をするのが楽しかった。

『またキミですか?』

『キミじゃないですって。陽葵です。いつになったら名前で呼んでくれるんですか?』

『僕がキミを名前で呼ぶことなんて一生ないということを何度言えば分かるんですか?』

『何回言われてもわかりません。それ何度言えば分かるんですか?』

ささいなやりとりでも、その時間が僕にとって幸せだった。


キミは知らないでしょうが、心の中ではキミではなく陽葵と呼んでいたんですよ。


何度名前を呼ぼうとしたか分からない。
名前を呼んで抱きしめたいと長い間思っていた。
それが叶ったのは…
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