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ずっと傍に……
第51章 認めた瞬間
毎日、同じ言葉の掛け合い。
それが日課となり、今ではお互いに顔を見合わせ笑いあう。
この時間が何とも居心地が良く、彼女がお昼に来ることを自然と受け入れるようになっていた。
だから、いつもの時間になっても現れなかった彼女が心配になっていた。
「今日は……いつもより来る時間が遅かったですね。何かありましたか?」
「あ~、それ、聞いてくれます?」
今まで笑っていたかと思えば、頬を膨らませ少し怒った表情を見せた。
「いいですよ。ですが時間もないのでお弁当は食べてくださいね」
僕の隣にある椅子を引くと嬉しそうに笑う。
本当に表情がクルクルと変わる子だと、自然と頬が緩んでいることに気が付かない。
それ程までに、彼女といる時間が自然になっていた。
その彼女はお弁当の包みを広げながら、ここに来るのが遅くなった理由を話し始めた。
ここに来るのが遅くなった理由は、4限目の授業が終わるのが遅くなったことだと分かりホッとしている僕がいた。
それが日課となり、今ではお互いに顔を見合わせ笑いあう。
この時間が何とも居心地が良く、彼女がお昼に来ることを自然と受け入れるようになっていた。
だから、いつもの時間になっても現れなかった彼女が心配になっていた。
「今日は……いつもより来る時間が遅かったですね。何かありましたか?」
「あ~、それ、聞いてくれます?」
今まで笑っていたかと思えば、頬を膨らませ少し怒った表情を見せた。
「いいですよ。ですが時間もないのでお弁当は食べてくださいね」
僕の隣にある椅子を引くと嬉しそうに笑う。
本当に表情がクルクルと変わる子だと、自然と頬が緩んでいることに気が付かない。
それ程までに、彼女といる時間が自然になっていた。
その彼女はお弁当の包みを広げながら、ここに来るのが遅くなった理由を話し始めた。
ここに来るのが遅くなった理由は、4限目の授業が終わるのが遅くなったことだと分かりホッとしている僕がいた。