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ずっと傍に……
第52章 何もしないで後悔をするより……
私の言葉に友紀也は渋い顔を見せる。
お互いに意地の張り合いで私は体調を崩して倒れる羽目になった。
だけど、そのおかげで私の気持ちが本物だと友紀也は分かってくれた。
それにパパやママたちのおかげでもある。
「パパたち、何度も会いに来たんだってね」
「聞いたんですか?」
「うん。昨日の夜ね、友紀也との交際を認めてほしいってお願いしたの。その時に聞いた。――ありがとう。私との交際を申し込んでくれて」
「こんな僕の傍にいてもうらうんです。きちんと両親に許してもらうのは当たり前です。学先生のおかげもあったと思います。だから陽葵のご両親から良い返事をもらえたんです」
そういって友紀也は微笑んだ。
その笑みに惹かれるように唇を合わせた。
そこから伝わるぬくもりに欲求は高まっていく。
唇を開くと友紀也の舌がするりと滑り込み私の舌を絡め取り激しさを増していく。
それは今までの時間を埋めるかのような、一時も離れたくないと言うように淫らにも音を響かせながらキスは続いた。
だけどここは病院で先に進むことはない。
お互いに意地の張り合いで私は体調を崩して倒れる羽目になった。
だけど、そのおかげで私の気持ちが本物だと友紀也は分かってくれた。
それにパパやママたちのおかげでもある。
「パパたち、何度も会いに来たんだってね」
「聞いたんですか?」
「うん。昨日の夜ね、友紀也との交際を認めてほしいってお願いしたの。その時に聞いた。――ありがとう。私との交際を申し込んでくれて」
「こんな僕の傍にいてもうらうんです。きちんと両親に許してもらうのは当たり前です。学先生のおかげもあったと思います。だから陽葵のご両親から良い返事をもらえたんです」
そういって友紀也は微笑んだ。
その笑みに惹かれるように唇を合わせた。
そこから伝わるぬくもりに欲求は高まっていく。
唇を開くと友紀也の舌がするりと滑り込み私の舌を絡め取り激しさを増していく。
それは今までの時間を埋めるかのような、一時も離れたくないと言うように淫らにも音を響かせながらキスは続いた。
だけどここは病院で先に進むことはない。