この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ずっと傍に……
第8章 卒業…そして…
「…静かで…冷たくて…先生がいないと暖かくない…」

子供すぎると分かっていても、それが泣いた理由だった。

「…一緒に帰ってくるべきでしたね…今度…陽葵のモノを買いに行きましょう…カーテンもソファーカバーも明るい色を…陽葵と僕の部屋に変えて行きましょう…少しは寂しくないはずです…」

「いいの?」

「ええ。これからは陽葵が先に訪れることもあるでしょう…その時に寂しくならないように…ここが陽葵の居場所になるように…ふたりで作り上げて行きましょう…だから泣かないで…陽葵に泣かれると僕は弱いんです」

困り果てている先生を見て、先ほどまでの寂しさはどこかに消えていた。
先生がいるだけで、そこは暖かな場所に変わっていく。

「先生…先生がいれば何もいらない…ずっと先生の傍にいる…」

「私も…陽葵がいてくれればそれだけで十分です……本当は外に食事でもと思っていましたが……」

先生が真剣な表情をし、切ない瞳で私を見つめる。

「このまま…陽葵を抱きたい…」

「……」
/1528ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ