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ずっと傍に……
第10章 新しい世界…
「大地くんも教育学部だったんだね。驚いたよ。前から?」
わだかまりはあるけど、歩み寄りたい私は他愛もない話からと普通の話をして距離を縮める。
「俺の家、両親とも教師なんだよな。それで自然と俺も教師の道に進むんだろなって小さい頃から思ってて…変わることなかったな」
初めて聞く事に、私は何ひとつ知ろうとはしていなかったことに気がつく。
それから色々は話をし、途中から大地くんへの恐怖は薄れていった。
これから4年間同じ教育学部、ぎこちないよりこのほうがいい。
「そろそろ行こうか…表はサークル勧誘で盛り上がってるだろうから…ヒナは何か入るのか?」
先に立ち上がった大地くんが手を差し伸べてくれた。
その手を取って立ち上がり、話しながらにぎやかなキャンパスへと戻って行った。
知り合いが少ないこの場所で、大地くんと一緒に回れるのは心強い。
色々と勧誘をされながら、何に入ろうかふたりで物色しながら歩き回った。
「色々ありすぎて分かんねぇ~」
「だよね」
わだかまりはあるけど、歩み寄りたい私は他愛もない話からと普通の話をして距離を縮める。
「俺の家、両親とも教師なんだよな。それで自然と俺も教師の道に進むんだろなって小さい頃から思ってて…変わることなかったな」
初めて聞く事に、私は何ひとつ知ろうとはしていなかったことに気がつく。
それから色々は話をし、途中から大地くんへの恐怖は薄れていった。
これから4年間同じ教育学部、ぎこちないよりこのほうがいい。
「そろそろ行こうか…表はサークル勧誘で盛り上がってるだろうから…ヒナは何か入るのか?」
先に立ち上がった大地くんが手を差し伸べてくれた。
その手を取って立ち上がり、話しながらにぎやかなキャンパスへと戻って行った。
知り合いが少ないこの場所で、大地くんと一緒に回れるのは心強い。
色々と勧誘をされながら、何に入ろうかふたりで物色しながら歩き回った。
「色々ありすぎて分かんねぇ~」
「だよね」