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ずっと傍に……
第2章 先生が好き…

「最近、元気ないですがどうかしたんですか?」

先生の手を見てエッチな事を考えている時に、声をかけられてドキリとする。

「なっ…なんでもないです…」

「そうですか?でしたら早くお弁当を食べないと昼休みが終わってしまいますよ」

私の方を向いてにこりと笑ってくれる先生の唇に目が向き、ドキドキは加速する。
それをごまかす様に、お弁当の中身を一気にかき込む。

「そんなに慌てて食べると………ほらっ…言ってるそばから」

ゲホッとのどに詰まらせた私の背中を擦りながら、先生は自分の飲みかけのお茶を手渡ししてくれた。
間接キス…なんて考えてる余裕もなく、先生のマグカップでお茶を流し込んだ。

「大丈夫ですか?」

「あっ……ごめんなさい…先生の飲んじゃった」

マグカップを返しながら謝ると、大丈夫ですよと背中を擦り続けてくれた。
その手が暖かくて、心がキュンとする。
この手で直に触って欲しいと、またエッチなことが頭の中を巡る。
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