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ずっと傍に……
第2章 先生が好き…
「キミは………子供ですか?」
先生は面白そうにクスクス笑って、私の方に手を伸ばす。
そして唇に触れた。
服越しでもなく素肌が触れ合い、私の想いは膨れ上がる。
このままの関係は嫌。
もっと先生を知りたい。
先生に触れたい。
そう思う私の心なんて先生は知らずに満面な笑顔を向ける。
「ご飯粒ついてましたよ…」
触れられた指には、ご飯粒がついてた。
それを、あろうことか先生は自分の口に運びパクリと食べた。。
「先生!!」
「どうしたんですか?お米は大事にしないといけませんよ」
私の動揺なんて先生には伝わらない.。
先生の行動にどうしようもなく身体が反応しているなんて先生は考えも及ばないんだろう…
どんどん、どんどん好きになるばかりで…苦しい…
「先生、ずるいです。そんなことされると私…私…」
涙がぽたりと落ちていく。
泣きたいわけじゃない。
なのに涙が溢れてくる。
「田崎さん?」
いきなり泣き出した私に戸惑う先生。